どの道を選ぶか

人生は、魂の修行の場だと思います。言葉にすると大げさに聞こえますが、至極当たり前のことでもありますよね。魂はそれぞれ目的を持って、この世に生まれて来るはずです。魂の目的とは、自分に課した課題を克服し、役割を果たすこと。その目的に合わせて、運命は用意されているんじゃないかと思うわけです。患者さんに説明する時には、私は人生を巨大迷路に例えます。どんな人生にも必ずゴールはあって、誰もが自分のために用意されたゴールに向かっていく。途中であきらめなければ、誰もが必ずゴールにたどり着くことは出来るんです。でも、楽にゴールに着ける人と、ものすごく困難な道を経なければならない人がいるんですよね。困難にばかりぶち当たる人には、「ずいぶんと修行好きの魂ですね-」と、私はのんきに話しかけます。私たちは、分かれ道を前にしたとき、本当はどの道を選ぶべきかを知っているんじゃないかと思うんです。それなのに、多くの人がしょっちゅう道を間違える。なぜでしょうか?道が3本に分かれていたとして、1つめは100%がんばる道。2つ目は60%。3つめは0%何もしない道だとすると、間違えちゃう人は、いつも100か、あるいはいつも0を選んでしまうんです。正解は毎回違います。60%が最適なこともあるし、何もしないのがベストなときもある。でも、正解を選べないから険しい道を行くことになる。100が苦しくて、0が楽なわけではありません。60を選ぶべき時に、0を選べば後で苦しくなるし、100を選んでも追い詰められるんです。ここで学ぶべき課題は60。間違えたら、遠回りするしかありません。道を間違える最大の理由は「恐怖や不安」「意味のない罪悪感や自己嫌悪」そして「不要なプライドや虚栄心」「欲や嫉妬」「思い込み」そんなものが、私たちの目をくらませてしまうのではないかと思うんです。具体例を挙げてみます。やってみる前から、自分には出来っこないと考えてしまう。他の人もやっていないのに、自分もそんなことは出来ないなどと考えてしまう。あるいは、自分がどうすべきかを考えるのではなく、あいつに負けたくないからこうしよう。こう思われたくないからこれを選ぼう。など、他者を基準にしてしまう。人はこうあらねばならない。これを選ぶのが正しいはずだと、必要以上に自分を苦しめる道を選んでしまう。正しい道を選ぼうとしているのはわかるんですが、判断基準に柔軟性や客観性がありません。でも大丈夫、遠回りしても、いつかはゴールにたどり着けるように、同じ課題が何カ所にも用意されています。だから私たちの人生は、いつも同じ問題で引っかかるのです。他の人はそんなこと気にも止めないのに、自分はいつもそこで悩む。それは多分、あなたが超えるべき課題です。何度も同じ壁に行く手を遮られたら、別の道に変更する必要があるんです。同じ道をうろうろしていては、いつまで経ってもゴールにはたどり着けません。それに前回正しかった解決方法が、いつも有効だとも限りません。今回は100で、次回は0を選ぶとクリア。そんな風に設計されている迷路も、案外多いんじゃないでしょうか。また、他者にとってはベストな選択が、自分には最悪の時もあります。魂の課題は、一人一人異なっているからです。魂が課題を超えるために選択すべき分かれ道は、私たちが追い詰められ、何かを真剣に考えざるを得なくなったとき、目の前にあります。ここが勝負所です。続く(こう書いて途中で終わっているもの多すぎ)

治療院アジアート

麻布十番商店街の、女性による女性のためのマッサージ鍼灸治療院です。 全身のマッサージを基本に、必要に応じて鍼灸を追加します。 どこか懐かしい古民家風の空間で、ゆったりとした時間をお過ごしください。 女性専用、個室、完全予約制、お着替えもご用意してあります。 2019年4月より、ご要望の多かった施術抜きの「カウンセリングのみ」のコース始めました。 ご予約時にご指定ください

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