男と女の違い その3 職場編
女性が男性と肩を並べ、職場進出するようになってから、まだあまり時間が経っていません。
そのため、女性は職場内での、社会性?要領の良さ?が不足しているのかも知れないと思うことがあるんです。
以前にも書きましたが、男性は基本的に上司には逆らいません。上司が間違ったことを言おうとも、一応は上司に従います。(あるいはその振りをします)
女性は、相手が自分より上の立場であっても、自分のほうが正しいと思えば、案外簡単に反対意見を述べてしまいます。不本意なことは受け容れようとしません。
一般に、ここまでは良いと思うんです。これは男女の特性としてみれば、違いがそれなりのメリットにもなり得ます。
男性が上司に逆らえばやばいことになりますが、女性の場合は、ある程度許される部分があり、聞き入れられる可能性もあるからです。
問題はこの先です。話し合いの末に、明らかにまずい結果を生みそうな結論が上司から下された場合、その対応が男女間で違うことに注目しました。
女性は、話し合いの結果、上司がそうしろと支持したのだから、まずい結果を生むのを承知の上で、言われた通りに仕事を行ないます。
でも当然、結果に問題が生じるので、上司から文句を言われることになり、女性は怒ります。あなたがそうしろと言ったんだろうと。でもそんな声は上司には受け容れてもらえません。
男性は、上司の決定に反論はしませんが、まずい結果が予測されるような指示には従いません。
自分なりのやり方で仕事を片付け、まともな結果を出すようにします。成果がでれば、上司からは文句を言われません。
男性にとっては当然ですよね。要するに、大抵の女性は真面目すぎて、社会人としての要領が悪いんです。
男性は話を聴いているようでいて、自分なりの解釈をしがちです。「こう言っているが、本当はこう感じているに違いない」などと、自分の尺度で理解している場合が多い。
だから、男女の話し合いは、不毛になりがちなのではないでしょうか。
人間は、本当に心からゆるぎなく信じている、あるいは思っていることだけを口に出すわけではありません。そのとき感じたことを、あまり深く考えずに言い切ってしまう事だってよくあります。
後から聞かれても覚えていなかったり、意見が変わることなんて普通です。
だから女性は、上司や同僚達の意見を、もう少し柔軟に聴く必要があるのではないでしょうか。
言うまでもありませんが、大切な決定事項を無視し、自分勝手に仕事を進めるようなことは社会人として許されません。
それに、困った上司や同僚や後輩の尻拭いをするのも仕事のうちです。そんなことはお互い様だし、給料をもらっているんですから、愚痴は言っても、その仕事を放棄したり、拒否することは出来ません。←ここに文句を言う女性も多い。
仕事で頑張っている女性は、正義感が強く、理不尽なことや、人の間違いなどを許すことが出来ないことも多いように見えます。でも、そんな自分を強行していると、いつか自分が追い詰められ、苦しくなります。
そんな女性は、なるべく表面的な問題にとらわれず、どうすれば仕事がスムーズに運ぶか、みんなが不愉快にならずに気持ちよく仕事が出来るかを、優先して考えられるといいですね。
そうなれば、女性は職場の潤滑油となり、自分の正義を押し通していたときよりずっと評価が上がり、自分自身も楽になります。
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