ダンサーのための解剖生理学入門
身体のことを学ぶのは本当に面白いですし、役に立ちます。
でも自分で勉強しようとすると、専門用語が難しくてとっつきにくい。どんな本を読めばいいのかわからないと言う方が多いのでは?
以前バレエを習っている方々を対象に、ダンサーのための解剖生理学講座を開講したのですが、その後だいぶ長い間お休みしていました。
便利なところに引っ越しもしたことですし、良い教科書も見つけたので、また再開しようかと思っています。
特に日にちは設定せず、治療のついでに教えても良いし、何名か仲間を募っていただければ、その都度開講いたします。
内容や時間等も個別の要望に合わせますので、事前に希望をお教えください。
知識は自分で考えるための土台に過ぎません。
鍼灸学校の学生などは、筋肉の起始停止は暗記しているけれど、その場所を身体で示すことが出来ない子が多いんです。
試験のためにただ覚える。
知識だけは沢山ある。
でもそんな知識がいくらあっても、臨床では役に立ちません。
知識を基に自分で考え、使える知恵を身につけましょう。
私が今回見つけた教科書とは、「図説 ダンスの解剖・運動学大事典―テクニックの上達と損傷予防のための基礎とエクササイズ 」です。
この本は、説明が詳細で図もわかりやすく、とても良いテキストなのですが、何せ厚いのと、用語の解説付きとはいえ、医学用語で書かれているので、ダンサーさんが読むには相当の集中力と根気が必要になります。
なので、私が皆さんが知りたい部分や、重要だと感じるところ、面白そうな所を解説できたらいいかなと思います。
この本は高価(¥10,260-)なので、とりあえず皆さんが買う必要はありません。 私の所で読んでみて、欲しいと思う人だけアマゾンなどで買ってください。(実はまだ私も買っていません。開講が決まったら購入します)
ダンス教室やお仲間内でで1冊を共有するのも良いかもしれませんね。
また、このテキストを使用せずにお教えできることも沢山あります。
正直なところ、私は個々の筋肉について、おたくな程詳しいわけではありません。
(一般の方に比べれば、かなり詳しいですので大丈夫)
私がよく知っているのは、筋肉の役割やその性質。
怪我をしたときどうすればいいのか。
動きにとって大事なことは何かなどです。
まず皆さんに知って欲しいのは、動きは筋肉が起こすのではなく、神経と筋肉のユニットによって作られるものだと言うことです。
筋肉は縮むことしかできない(緩めば伸びる)ので、一番重要なのは神経からの指令です。 それがわかると、ストレッチのコツや、効果的なトレーニング方法なども考えられるようになり、役に立つだけではなく、とても面白いと思います。
そして私は鍼灸・マッサージ師ですから、傷めたときの対処法が専門です。
自分で出来るケアについても、詳しくお教えしたいと思います。
腰痛、肩、腕、膝、脚の痛み。捻挫、肉離れ、筋を違えた、慢性疲労、筋肉痛など、何でも治療できますので、まずは治療のついでにお話しさせていただくのが良いかもしれません。 グループでの講義については、2時間5千円+2人目から+¥500@1人(飲み物付き)を考えています。 うちで出来るのはスペース的に6-7名とお考えください。
場所と人数によっては、出張授業もお受けします。
とりあえず話だけ聞きたいという方もお気軽にご連絡ください。
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